先日、ユーキャンから講座の紹介パンフレットが届きました。
頼んだわけじゃないけど、「終活アドバイザー」の案内でした。
私は30歳の時に実母を送り、33歳の時に義母を送り、43歳の時に義父を送りました。
その中でも、義父は若年性アルツハイマー病だったこともあり、財産のこととか医療・介護のこと、終末医療のことは全く手つかずの状態だったので、晩年に意思疎通が不可能となってから延命治療の有無などについて決めなければならなくなった時、夫婦でかなり悩みました。
実母の時は、「自分が意識不明になって回復の見込みがない時は、延命治療はしないでほしい。そんな姿を家族や他の人に見られたくないし、自分の意志で食べたり話したりできないなら、生きていたくない」と元気なうちから繰り返し言っていたので、乳がんが脳に転移して意識不明となり、医師から「人工呼吸器をつけますか?」と聞かれたときに「本人の希望なので、人工呼吸器はつけずに自然に任せてください」と言えたんですよね。
義父の話に戻りますが、結局、医師と「週明けにその件で話をしましょう」と決めた矢先に、週末に誤嚥性肺炎で旅立ってしまいました。それで、結果的には自分たちが延命治療のことで悩んだ期間はそう長くはなかったのですが、この年になると周りで似たような話を聞くことが多くなってきて、「誰かがそういうことを早めに決めよう、って提案しなければならない世の中になる」と思いました。
私は2012年に2級ファイナンシャルプランニング技能士の資格を取り、FP(ファイナンシャルプランナー)になりました。
でももともと数字が苦手なタイプで、FPの仕事には消極的でした。それで、アロマテラピーインストラクターをしているんですが・・・
今までの人生を振り返ってみて、保険のこととか税金のこととか、「知っててよかった」と思えることが結構あったりして、そこに来て義父の延命治療のことなどがあって、自分では気づかなかったんですが、何となく「終活をサポートする仕事って必要だよなぁ」と思っていたんでしょうね。
「終活アドバイザー」の講座案内が届いたときに、自分の中でFPと終活アドバイザーがつながったんですよね。
それで、「終活アドバイザー」の仕事内容を調べてみたところ、FPと重なる部分がとても多かったんです。
ということは、ですよ。
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